歯友會

成長を目ざす全ての歯科医師のために

ベーシックコース内容

<ベーシックコースについて>

これから歯科医となって歯科医療を実践するためには、ごく一般的に行われている研修医の制度では不十分です。
その理由に、
1、現代人の体の仕組みがより繊細になっており、歯の治療が非常に困難、複雑化しており、実感できる効果を出すことが難しくなっている。
2、人間の体が変化し、歯と全身との関係がますます密接にってきているため、歯科大学での教育で習得できる知識のみで行う歯科治療では治療結果が十分に出せなくなっている。
また、治療を行うことによって思わぬ全身の問題を引き起こすことが有り対応が出来なくなってきてる。
3、咬合の変化や、歯の実質的破損などの単純な物理的な変化だけでなく、生活環境や職場環境、自然環境などが身体に及ぼすエネルギー的な影響を考慮した治療が必要となってきている。
これから、歯科医になろうとする先生は、時代とともにさらに変わってゆく人間の体の治療をこれからも行ってゆくために、今までの歯科の常識にとらわれない知識や、治療のノウハウを身につける必要が有ります。
国の制度である保険制度が歯科においては、ますます難しい状況になってきている中、患者さんを治すことが出来る本質的な治療技術を持った保険診療にとらわれない治療が行える歯科医がこれからの日本には絶対に必要になのです。
多くの歯科医がインプラントや、審美歯科による自由診療への移行で経営を成り立たせていますが、これはあくまでも生き残りのための姑息な方策であり、本質的な歯科治療技術で歯科医を続けるためには、正しい修復治療、根管治療、そして咬合治療を含めた矯正治療を保険制度にとらわれず行うことが必要があり、またそれらを受ける価値があると患者さんに認識していただけるだけの治療技術と患者さん教育が必要なのです。
私どもは、歯科大学では教育されることのない、修復理論と実習、根管治療の理論と実習、そして歯科医学の最大の難関である咬合治療とそれを実践できる矯正治療のノウハウと提供する入り口として、本コースをご用意いたしました。
治療技術に自信がなくても、本コースを受講することで、本らの修復治療の基本、根管治療の基本、咬合理論の基本をマスターできる内容となっています。
また、医療従事者にとって健康管理はもっとも重要視すべき点であり、それについても、エネルギー学に基づいた理論の基本を学んでいただきます。
さらにステップアップするために、それらのノウハウを生かして、実際の難症例を克服できるスーパーGPコースも用意しております。

<ベーシックコースの主な内容>

1回目、歯科経営学総論
1、これからの人の口の中はどうなってゆくのか?
21世紀に入ってもう18年、人間もどんどん進化してきています。そして、医療制度が整った日本では、歯科医療の形態も様変わりしてきています。
現代人の口腔内に起こっている問題とそれに対する対策についてお話させていただきます
2、医療であり同時に経営が成り立つためには!?
歯科医療も医療ですが、今日経営が成り立たなければ、いくら良い医療を提供したとしても生活ができない時代になってきています。
インターネットというツールを用いて、いかに自分と相性の良い患者さんにいらしていただくか?そして勤務医のときから開業に向け一体何ができるのか?
そして診療効率の向上と、治療の質の向上は、これからの歯科医療が取り組んでゆかなければならないもっとも重要な問題です。
私どもが取り入れている患者さんに選ばれ、医院の効率化と質の向上について、アメリカの実際の臨床の状況、ISO9001についても触れながらお話させていただきます。
3、医師とスタッフの健康管理、本当の方法とは?
歯科医師自身、そしてスタッフの健康状態は患者さんの治療を成功に導くために、とても大切な要素です。
医療従事者にとっての本当の健康管理につて、代替医療、そしてその意味するものを含めながらお話させていただきます。
4、個別相談?
先生方が実際に疑問に思っていること、解決できない問題等についてお答えする時間を設けております。

全3回の中で行う実習は、相互実習、マネキンを使った実習、技工実習です。
講師が直接ハンズオンで技術指導。相互実習で麻酔、ラバーダム装着、咬合採得の実習を行います。